fc2ブログ

第16次プロジェクト第4回例会のお知らせ

日頃は大変お世話になっております。第4回例会についてお知らせいたします。

日時:2月15(土)13:30-16:30
場所:関西学院大学 梅田キャンパス 1407室
https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/

研究発表

発表者;
安田 優(関西外国語大学)・轟 里香(北陸大学)
タイトル:
「英語学習における文学作品・映像作品の有用性―物語性のある素材を用いて学生の知的興味と学習意欲を高める」
概要;
英語教育における文学素材は、授業が受動的になり実践と結びつかないというイメージや、若者の活字離れゆえに教材としては適さないというイメージと関連付けられる傾向にある。他方、映画などの映像素材に関しては、学生に人気はあってもアカデミックではない、あるいはTOEICなどの資格試験に効果がないのではという印象を持たれがちではないか。しかし、文学素材も映像素材も上述のような否定的な見方を覆し、英語教育に大きく資するところがある。今回は、学生が英語授業における文学作品や映像作品の使用をどのように捉えているのかを契機として、文学作品と映像作品を用いた授業展開の具体例と可能性、また、それらの素材が学生にもたらしうる効果などについて考察する。

プロフィール:
安田 優(やすだ まさる)
関西外国語大学外国語学部准教授
同志社大学文学部英文学科卒、文学修士(同志社大学)
主な業績:「E. M. フォースターの科学的世界観の考察―短編「機械は止まる」を通して―」(文学と評論社編『文学とサイエンス― 英米文学の視点から』英潮社 2010年)、「文学・映像作品を用いた英語教育の可能性について」(『北陸大学紀要』第37号 2013年)、「総合的英語力向上を目的とする 動機付けのための一方策」(『北陸大学紀要』第40号 2016年)、「文学作品を活用した英語教育への提言」(『JACET関西紀要』第20号 2018年)、「短編を活用した英語発信力向上の試み―プロジェクト授業の一環として(吉村俊子他編『文学教材実践ハンドブック―英語教育を活性化する―』(英宝社 2013年)、『陽のあたる場所―名作映画完全セリフ集』(安田優・長岡亜生監修 スクリーンプレイ 2015年)など

プロフィール:
轟 里香(とどろき りか)
北陸大学国際コミュニケーション学部准教授
金沢大学文学部文学科卒、文学修士(大阪大学)
主な業績:「日英語の結果構文の相違に関する一考察」(Kansai Linguistic Society Proceedings 22 2002年)、「人称代名詞における日本語と英語との相違に関する一考察」(河上誓作教授退官記念論文集刊行会『言葉のからくり』英宝社2004年)、「結果構文としての日本語の複合動詞と視点」(河上誓作、谷口一美編『ことばと視点』英宝社2007年)、「日英語における強調表現」(『北陸大学紀要』第33号2009年)、「英語の再帰代名詞に関する通時的考察」(『北陸大学紀要』第41号2016年)など

皆様のご参加をお待ちしております。どうぞお気軽にお越しください。

代表: 仲川浩世
例会のご案内・活動報告
月別アーカイブ
カテゴリ
関連学会
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード